京染めと呉服の店 見門
新潟県の新潟市にある、小さな呉服屋「見門」そこで働いている「かるは丸」が書き綴るきものについての一口メモ(?)
DATE: 2007/09/18(火)   CATEGORY: 和服
帯締めについて・・・
 こんにちは、残暑厳しい中いかがお過ごしでしょうか?
 もう、9月半ばだというのに、全然涼しくなる気配なく、暑さだけがある秋です。暑い暑いと店主が嘆いております。

 さて、今回はサブタイトルにあるとおり、帯締めのあわせ方について書きたいと思います。

 かたち良く結びあがった帯に、とけないように最後の仕上げをするのが帯締めといいます。ほんの少しだけですが、きものの美のひとつのポイントとして、大きさや色彩によってはきものの姿全体に大きく影響する大切な小物であります。
 きものの帯を礼装用、外出用などとそれぞれにふさわしい格を用いるように、帯締めも調和の良いものを選ばなければなりません。ちょっと値は張りますが、高品質のものにすることによっては逆に、長期間使用でき、なおかつ買い換えるというものより安く上がります。ですので、なるべく品質のいいものを選ぶと大変お得です。
 
 さて、帯締めの形は大別にすると、丸組み、ひらうちのように手で組んだもの、佐賀錦のように織ったもの、金、銀、綸子などを用いて作った、丸ぐけ、というふうに3種類に分けられます。
 このうち、もっともよく用いられるものが丸組み、ひらうちなどの組紐で、それを応用しさらに色々に変化させ織り上げた帯締めもあります。

留袖、黒の喪服などには・・・

 昔からのしきたりでは、白・黒お紋綸子縮緬(もんりんずちりめん)や、白・黒羽二重で綿を芯にして、くけて作る丸ぐけがもちいられます。しかし、最近では白や黒一色の丸組や平打ち紐、金または銀の一色もの、白と金、城と銀を組み合わせた丸組み、平打ちの紐も多く使われます。

振袖には・・・

 花嫁さんなどの場合は、金、銀、錦などの丸ぐけを使用します。ミスが披露宴などのおよばれやパーティーなどに着る場合は、四つ打ち、八つ打ちとよばれる丸組みや、平打ちひもで太めの物にします。色は朱、赤などの1色ものか、金、銀と組み合わせたものがふさわしいです。

訪問着、付け下げのきものには・・・

 帯上げ同様、ミス、ミセスの区別はありません。きものや帯の色に合わせるといいでしょう。格のあるきものですから、あわせる帯締めの多色使いは避け、1色ものか、または2色かぼかしのものが最適です。主にある織りは、唐組み、綾竹、四つ打ち、八つ打ちなどの組紐や佐賀錦などを使用しますと上品に仕上がります。ただし、あまり細いものは避けたほうがいいでしょう。ミスは丸組み、ミセスは平打ちのほうが落ち着いて見え大変素敵です。

小紋、紬、ウールなどには・・・

 やや細めの帯締めが合います。色はきものが多彩なら、中の1色を取り出すと品良く仕上がります。きものが無地っぽいときは、逆に多色な帯締めをしめると華やかになります。金、銀を組み合わせたものや佐賀錦は不似合いですが、それ以外は大体使えます。自分の好みに合わせて是非使ってみてください。また夏にはレース編みのようなものも使うと尚素敵になります。

以上、
「小学館 ホーム・コンサルタント きものの百科」より

 是非、素敵なきものライフを・・・
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