京染めと呉服の店 見門
新潟県の新潟市にある、小さな呉服屋「見門」そこで働いている「かるは丸」が書き綴るきものについての一口メモ(?)
DATE: 2007/11/23(金)   CATEGORY: 和服
コート(特に防寒)について・・・
 こんにちは、新潟は初雪を観測しました。寒い日々が続いていますね。あまりの寒さに、厚手のグラウンド用と云うのでしょうか、そういったコートを散歩用に購入しました。それが風を通さなくて暖かくて良いですね。
 さてはて、今回はこれだけ寒くなってきたので、コートについて書きたいと思います。
 きものに使われるコートの素材は、ベルベット、ウールなどがあります。もちろん防寒用に使われます。ランクとしては、ベルベットは付下げ程度まで、ウールは紬までと云われています。ですがこだわる必要は無いのであくまでも、知識の片隅においておいて下さると幸いです。他には、レースや紗のコートなんかもあります。これは塵除けもかねて、またおしゃれ用とも使われます。秋からは単衣のコート(裏地の無い)を用います。そのとき、きものが淡い色なら淡い色合い、濃い色なら濃い色合いと合わせると無難です。
 次に雨コートですが、雨コートは専用の生地で織られたのの他に、地目のつまった大島や木綿、合繊などに防水加工を施して仕立てたものになります。雨コートと云っていますが、生地の性質上、にわか雨などの強い雨には耐えられません。雨をよける、というよりは多少の雨からきものを守るということに重点を置いています。
 最後に、着丈ですが、七部丈の上着と巻きスカートの上下に分かれている二部式の雨コートもあり、また従来どおりの雨コートのほうが一般的です。ですが、二部式は上だけを使うなどの事もでき、非常に便利なつくりになっています。雨コートは、きものを完全に覆うのに対して、防寒コートは、寒い地域になると裾までの長いコートになり、暖かい地方にいけば膝丈までと、地域によって様々になってきます。

 以上、ざっと書き出してみましたが如何でしたでしょうか?これからもっと寒くなるので、マントなんかも素敵ですよね。

 以上、
「ホーム・コンサルタント きものの百科」より。
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